開発する教育カリキュラム・プログラムの検証
検証の考え方
本事業は、国内で就労が可能な外国人美容師の育成プログラムの開発を目的としたものである。したがって、検証すべきは、開発した育成プログラムが、その趣旨を満たすものとなっているかの一点にかかっている。
このとき、その趣旨を満たすかどうかについて、第一に直接の理解関係者となりうる美容サロンの視点を重視しつつも、社会の視点、学生の視点、学校の視点を加味した総合評価の観点から、検証を行う。
検証のプロセス
本事業における検証のプロセスは図8のとおりである。すなわち、オンライン学習システムで実施する実証講座に蓄積された、
・教員の視点からの評価情報(課題やルーブリックの採点結果)…ア
・学生の視点からの評価情報(アンケートの結果)…イ
を、学生個人ごと・全体の評価表としてまとめ、これを美容サロンにフィードバックして
・美容サロンの視点からの意見…ウを聴取する。
その上で、ア~ウを参照して、評価分科会において総合的な評価を行い、最終的に、その評価をもとにして実施委員会が評価をとりまとめる。

検証における留意点
外国人美容師育成プログラムの開発・実施に関わるステークホルダーとして3主体、すなわち、「美容サロン」、「学校(専門学校、日本語学校)」、「学生」を明確に意識し、それぞれの視点から得られた評価情報について偏ることなく評価・検証を行うことに最大限の注意を払う。
そのために、行政機関、公的機関、業界団体など、第三者性をもった機関とその代表者が、より客観的な検証を行うこととする。
また、本事業の成果物が特定のステークホルダーの利益に結び付くことがないよう留意するとともに、本事業成果の普及・促進を図るため、
「外国人美容師育成プログラムの導入マニュアル」
を作成して公開する。このマニュアルは、学校がオンライン学習管理システムの導入を図ることもサポートする内容とし、プログラム導入を学習環境構築の段階からサポートできる体制を整えたい。